けんの独り言

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受取人の反応
2015/11/23

 絵手紙との出会いはときめきとの出会いでもある。差し出すときのときめきと返事を待つときめき。「ときめき」とは、「どきどきする」ということである。

 はじめて絵手紙をポストに投函するときには、相当の勇気が必要だ。ヘタな絵手紙を笑って「ありがとう」と言ってくれる人が必要だ。後戻りも出来ない。「あいつ、絵手紙を始めたと言いながら、後にも先にもこの1枚だけだ」などと陰口を叩かれないように描き続けねばならない。「始めたら続けよう」「描き続ければ花」になるのである。

 その人がどんな反応を示すかで、やる気が上がったり下がったりもする。

 差し出すまでのときめきは筆舌に尽くしがたい。ヘタだけど一生懸命描いたのだから「まあいいか」とポストに投函する。

 返事を待っている文通相手に出す絵手紙は相手もその返事を心待ちにしているので、そうまではときめかない。ところが、絵手紙が来ることを予測していない、待ってはいない人に向けて出す絵手紙は心がときめく。相手の驚きを心待ちにしているのである。電話がかかってくるかも知れない。合ったときにどんな顔でどんな反応を示すか、ドキドキしながら待つ。

 今でも、初めての方に差し出した後はずっとときめいている。ここまで楽しませていただける「絵手紙」に感謝である。







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